絵を描くことを好きでいてほしい
あなたが、
絵を描きたいと
思った理由はなんですか?
勉強は嫌い、
運動も得意ってわけじゃなくて
スポーツを頑張りたいとは思ってない。
人気の芸能人とか知らないし
正直興味もない…
でも家に帰ったら、
熱心に見てるものがある!
それはアニメ・漫画・ゲーム!
机には向かえなくても
パソコンやスマホなら見てられる。
大人になんと言われようと
好きなものは好き!
絵を描くのも好きだし、
出来ることなら皆が驚くような
イラストを描いてみたい!
描けるようになったら、
自分でも得意なものがあるって
言えるかも……!
こういうふうに考えたこと、ないですか?
少しはあるんじゃないかな~と
思います。
「絵描いてるの?見せて~」
と言われた時、
何気なく出したイラストで
「凄い!上手いね!」
「こんなの描けて羨ましいよ」と
言われたくないですか?
それなら出来るようになればいいんです!
私がそのお手伝いをします!
テストの点はよくないし
宿題は面倒で疎かだから
親に褒められることもなくて、
クラスの人気者でもない。
スクールカースト上位の
クラスメイトに小馬鹿にされて
縮こまっている生活を
ずっと続けたいですか?
嫌ですよね?
私もそうだったので、そうなった辛さ
なったらどうしようという不安
凄く分かります!
私が中学で仲良くなった子は
アニメやニコ動にはまってました。
最初はその子に嫌われたくなくて
同じものを調べて見ていました。
付き合いで落書き帳に描いた
お絵描きを見せ合いっことか。
でもだんだんクラスを隔てて
アニメ好きでグループが出来上がった頃
私もアニメやお絵描きが
好きになっていました。
誰にも負けたくなくて
頑張って練習しました。
必死に頑張っていたからこそ、
その中で自分が一番上手いと
思っていました。
でもある日、
落書き帳を見たクラスメイトに
「あんまり絵上手くないよね」
と言われたんです。
私はそれがとてもショックでした。
私は自分の絵が好きでしたし、
私なりに上手くなってきていると
思っていたからです。
きっとみんなが見たら、
褒めてくれるだろうと信じていました。
しかしその時分かったんです。
自分の絵が
下手くそなんだって...
その後から、女子たちに落書き帳を
回し見されて「肩幅が狭いよね~」
「左右のバランスがおかしくない?」
まだラフ画途中の絵を見て
「この服のないやつ何?」
「変態なんじゃね? くすくす」と
私の絵の悪いところや謂れのない事を
言われるようになっていきました。
弁解することも、友達に相談することも
出来ませんでした。
なんだかカッコ悪い気がして。
今思えばただ絵の感想を言っていただけ
なんだろうと思えますが、
その時の私はそれが
悔しくて悔しくて...…
しかし見返せるだけの実力も
無かったのです。
だんだんアニメとお絵描きだけが
私の生き甲斐なっていき、
”自分の現実はここだけに
あるんだと”思うように
なっていました。
そのまま
なにもかもがモヤモヤとしたまま
中学を卒業することになります。
その状況がガラッと変わったのが
高校に入学してからです。
どうしても
普通科に行きたくなかった私は
工業高校のデザイン科に
進学しました。
逃げるように選んだ学校でしたが
絵を描くことが好きな子ばかりが
集まっているので思ってた以上に
居心地がよかったのです。
さらに驚いたことが、
私より絵が上手いと
私が思える同級生が沢山いたのです!
そしてあることに
気が付きました。
1つ目は、その子たちははpixivやTwitterで
絵の描き方を自分で調べて、
作家さんや絵師さんのイラストに
近づけるるように研究していたんです!
不思議なことに
私はパソコンを使っているのに、
ネットで描き方や他の人のイラストを
調べたりしていなかったんです。
2つ目は、友達と絵のことで
おしゃべりしていると楽しいという事。
絵のことを前向きに話せる相手が
欲しかったんだなと実感しました。
負けたくないという気持ちも、
仲間が欲しかった思いもどっちも本当で
それだけだったんだと思うと
心がすっきりしました。
友達と一緒に頑張れたおかげで
成長出来たんだと思います。
高校1年の時、展示会に応募した絵が
賞を取ったことをかわきりに
クラスで応募した絵が組合に選ばれたり
するようになってきました。
友達からは
「クラスで上手いほうに入るよね」
「どんどん成長してくね」
と言葉がもらえるようになりました。
自分でも驚きなのですが
心に余裕が出来たことで
”勉強してみるかな~”と
思えるようになっていました。
いざやってみると、
すんなりいい点が取れたので
びっくりしたを覚えています。
高校2年の通知表は5段階評価で
4と5しかなくて
担任の先生に褒めてもらえました!
そんな頃、中学の数少ない友達に
活動している子がいたのですが
その子に高校で学んだ、
絵を描く時のコツや
苦労したことを話しました。
「こういうことが話せる友達がこっちには
いないんだよ~」と言っていたので
何度か絵のやり取りが続き
2年の秋にあるLINEが届きました。
そこの漫研では文化祭でポストカードの
販売をするのですが、その売り上げ枚数が
部で一番になったと言う話でした。
「教えてくれてありがとう!」と。
教えていたつもりはなかったのですが、
その子が喜んでいたことが
私はとっても嬉しかったです!
長々と自分語りが続きましたが
ここで言いたかったのは、
ただ描いてるだけじゃ
学べないもの
手に入らないものが
確かにあると言うこと!
ひとりになっちゃ駄目です!
私は中学の時、一人でやろうとして
行き詰ってしまいました。
でもひとりでなくなった途端
出来るようになっていきました!
あなたにも出来ます!
私にでも出来たんですから。
追伸
この話を書く時に、
思い返して思ったことがあります。
中学生の時って絵以外
全然頑張ってなかったな~と。
しかし、当時の私にとって
そもそも人間関係だけで
手いっぱいでした。
だから勉強も運動も
心が追い付いていない状態で
難しいことだったんだろうな
ということ。
ではなぜ 出来ていないことが
あんなにも辛かったのか?
それは”頑張りたかった”から
だと思います…。
今、あなたが
もし頑張りたいと思っているなら
その気持ち私が受け止めます!
だから、好きなことを
してください!
最後まで読んで下さり
ありがとうございました!