線をつなげて描いてはいけない
線が繋がっていると失敗する!?
あなたは服を描く時、
どのように立体感を出していますか?
前回服のシワを描こう
と言う話をしましたが、
服にはもう1つ意識しておかないと
いけないことがあります!
それは服の厚みを表現することです!
表現と言っても
ある部分に少し手を加えるだけなので、
とっても簡単です!
ですが、これを忘れてしまうと
シワはあるのにどこか平面的で
凄い違和感のあるイラストに
なってしまいます。
では、どこを変えればいいのか?
-服の厚み-
人は服の厚みのどこで判断しているのか
考えたことはありますか?
まずはシワですね。
シャツとコートでは、
シワの入り具合や影の付き方が
違います。コートの方がシワが少なく
柔らかい線で描きますよね。
もう1つが、袖口や襟ぐりの厚みです!
この部分は服の端なので布地の表と裏が、
よく見えますね。
ですから、袖口や襟ぐりも服の厚みの
大事な要素なのです!
上のように袖口の線を
一本でつなげて描いてしまうと
ペラペラの紙みたいになってしまいます。
下のように、あえて線を途切れさせて
若干二重になるようにしてみましょう!
そうすることで立体感が生まれ
厚みがあるものに見えます!
このような違いはイラストを
見慣れた人でなくても
気が付くところなので注意しましょう!
「ちょっとよく分からないな」って時は
袖口や襟ぐりを
よく観察してみよう!