曲線の重要さを知って欲しい

イラストで身体を描いた時
なんだか人間味のないもの
なったりしませんか?
棒みたいな脚になったり
5本指を描いたのに
きれいな手に見えなかったり
体験ありませんか?

どうしてそんなことに
なってしまうのか!?

それは、曲線が描けて
いないからです!

「丸いもの描くときに
使ってるよ!」
と思うかもしれないですが
最後まで見てください!

これが意識出来ていないと
低レベルのイラストから
抜け出せません!

-曲線-
曲線と言っても
急なカーブ緩いカーブ
ありますよね?
「そんな簡単な違いが
なんなんだよ」って?
実は、イラストを更に
レベルアップする為には
緩いカーブが大事なんです!
例えば、
あなたの目の前にある
指は関節の場所以外に
どのくらい曲線が
あるでしょうか?

しっかり見てみてください!

指の根元が少し細くなって
いたり、そこから第2関節まで
筋肉の膨らみがありますね。
第2から第1や、指先にも
その曲線があり、爪の表面と
爪と指先の境目は皮膚が
ひっぱられて真っ直ぐでは
ないはずです。
そんなかんじで指だけでも
沢山あります!

これが全身になると
途方もない数あるでしょう。

つまり関節の曲がりや太さだけを
考えて描いていると

上手く見えないのです!

なので
自分の身体やネットの画像を
参考にして、分かるかぎり
沢山の曲線を
描いていきましょう!

これを意識して描ければ
どんな体型のキャラでも
思いのままですよ!

「そんなすぐには出来ないよ」
って人は、
自分の手を観察して
みましょう!

見たまんま描けば大丈夫

アニメや漫画のキャラを
描いていると、
そのうちに真似して描く
だけじゃなく
自分の力だけで
描いてみたくなりませんか?
アニメや漫画が好きならば
描きたくなってくることも
あるでしょう

でもアニメや漫画のワンシーンを
そっくりそのまま
描くのではなく
違う角度から描いたり
そのキャラがしてそうな
日常風景が描きたいのに
わざわざ
お絵描きしたい人の為に
資料が用意してある
ことなんてありません!

だから、想像で描きますよね?

そんな時困るのが
ポーズだと思います
顔や髪型・服装なんかは
見れば分かりますが
ポーズはどうしようもない

しかし、
どうしようもないからって
アニメの模写ばかり
描いていると
「おんなじ絵ばっか
描いてるよね」と
小馬鹿にしたことを
言われます

そんな絵を描く大変さも
知らない人に
負けないように
これを見てランクアップ
しましょう!

今回、知って欲しいもの

それはフリー素材写真です!

描きたいポーズが
作品の中に無いのなら
探しにいきましょう!

例えばあざとくて
可愛い外見の男の子を
描きたいとします
上目遣いなポーズを
見つけるために
「見上げる男性」
と検索すると
それらしい画像が出てきます
その中から好みの写真を
見つけましょう!

あとは写真の人物に
キャラの外見を着せるだけ!

具体的には
どんなかんじかと言うと

このキャラクターを
描きたいとした時
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資料がこの写真で
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こうなります!
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なんだか
それっぽいイラストに
出来てますよね?

あなたも写真とキャラを
上手く融合させて
自分流のイラストに
仕上げましょう!

なんだか難しそう?
ではまず
「このポーズいいな」
と思った画像は
保存してみよう!

基準が大事

これまでいくつかアドバイス

させていただきましたが

「全部やっても上手く描けない」

という人に

 

今回は描き方ではなく

1つの考え方を知ってもらいたいと

思います!

 

それは基準の大きさと基準点です!

「何のことだよ」ってなると思いますが

最後まで読んでください!

 

これが出来るようにならないと

これから何を見ても聞いても

描けるようになりません!

 

逆にこれが出来れば

自分1人でも成長できますよ!

 

基準の大きさ

あなたは人の顔を描く時、

どこで形を決めていますか?

 

大抵は縦長の楕円のような形に

なりますよね

 

この場合だと顔の横幅より

縦幅が大きいからだと思いますが

基準になっているのは

横幅ですね

 

このようにどこの大きさ・長さでも

基準になるものを決めて描いてください!

例えば「肩の大きさより腰は小さい」とか

「肩から肘までの長さが

エストの位置だ」など、

今描こうとしている場所

それより前に描いた部分

比べてください!

 

慣れてきたら、

男性 肩10腰6みたいに

大きさの比率をなんとなく

出してみましょう!

 

どうしても大きさが上手くとれない

いつもバランスが悪いと言う人は

これらを意識しましょう!

 

基準点

大きさと似ていますが

もっとおおまかなものなので

おまけくらいに思って読んでください

 

これは今描いているものと

基準のものをそれぞれ替えましょう

と言う話です。

 

例えば前髪を描く時は

目からどのくらい離れているか

確認すれば長さが分かると

思いますが

この時基準は目ですね。

次に手を描く時は

肘から手首までの長さより

手首から指先の長さは小さい

となったとき、この時の基準は

肘から手首までの長さと

なります。

 

このように基準となる大きさの

部分をそれぞれ替えよう!

と言うことです

ある一点だけを基準にしていると

間違いが起きやすい上に

その基準で描いたものが

全部間違っていたとすると

全て書き直しになってしまいます!

そのようなことが起きないように

基準となる場所(基準点)を

替えましょう!

 

どうでしたか?

はじめは面倒な作業に思えますが

すぐにできるようになりますよ!

 

とにかく

大きさや長さを比べてみましょう!

やり方色々

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※[図書館戦争] [イヴの時間] [魔法遣いに大切なこと ~夏のソラ~]

 

今回も前々回の続き、

形の取り方の種類とやり方です!

 

骨組み型

このやり方は、人・動物・木の枝にしか

使えないのですが

1つの種類として提示したのは

もちろん利点があるからです!

 

具体的には

ものの構造を理解した上で

描くことが出来るからです!

人で言うと身体のつくりですかね

 

イラストを描いている時

終盤になってから

「実際にやってみると

キツそうな体勢だな」と思うポーズに

なっていたりしませんか?

私はよくやりますね。

 

これを出来るようにしておくと

動きのあるポーズのイラストが

違和感なくすらすら描けるように

なりますよ!

 

ではやり方を書きます!

 

まず、骨がある位置に線を引き

棒人間を描きます。

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次に、肉付けをしていきます。

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人によってはあばら骨と

股関節を描いたり、

影を付け易くするために

肩甲骨と背中の筋肉を描く人もいます。

自分なりに構造が分かりやすいと

思ったやり方描いてください!

 

最後に、そのアタリを基に

全体を描いていきます!

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骨組み型は構造は分かりやすく描けますが、

実は大きさやバランスを取ることは

向いていません!

手や服などを描いてみると

形が崩れてしまったと言うことが

あるので、気を付けましょう!

 

いかがでしたか?

図形型・ふちどり型・骨組み型を

紹介しましたが

気に入ったものは見つかりましたか?

 

3つとも完璧にこなせるように

と言う訳ではなく

場面によって替えたり

メインと補助を使い分けたりする

描き易くなりますよ!

 

ちなみに私は、

ふちどり型でほとんど描いて

確認の時に図面型と骨組み型を

使いますね。

 

なんだか難しいって?

とりあえず好きなやり方で

描きましょう!

 

アタリをつけるといいことある!

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※[落第騎士の英雄譚] [六花の勇者] [甲鉄城のカバネリ]

 

前回の続きで

形の取り方の種類とやり方です!

 

ふちどり型

こちらでは

ポーズの動きや体の部位が

より分かりやすく出来ます!

「手や足を描いたら

長かった・短かった」

と言うことが起こりにくいので

私は使うことが多いですね。

 

まず、全体の大きさが分かる程度

アタリを描きます。

 

この時バランスを間違えると

ここから先

ずっと間違えたままになるので

何度か確認しましょう!

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※[ノブナガン]

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次に、頭・腕・脚などが分かるように

詳しく描きます。

曲線で描かずに、直線で描くのが

おすすめです!

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最後にアタリを目安に中を埋めるように

線を描いていきます。

ふちどり型とは言いましたが

ふちどり以外の部分にアタリをつけて

描くともっと正確ですよ!

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 あなたは、図形型とふちどり型

どちらが好みですか?

好きな方でやってみてください!

 

描き始めには

全体のアタリを描いてみよう!

図形で形を描ける

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※[トップをねらえ2!] [フリクリ] [アベノ橋 魔法☆商店街]

 

形の取り方、応用編と種類を

書ていきます!

 

種類と言っても形を取る時に

どれか1つしか使わないことはなく

全部使います。

 

ではなぜ種類などと言うかと言うと

好き嫌いや、得意不得意があるので

これらを自覚して使い分けて

いきましょう!

 

使い分けが出来ないと

形取りで時間かかってしまい

イラスト完成まで苦労します!

 

これで速く描けるように

なりましょう!

 

 

-応用編-

私の知る限り種類は3つあり

図形型・ふちどり型・骨組み型です。

今回は[図形型]を紹介します!

 

図形型

図形型は基本編のように

描く対象を図形に当てはめて

大まかな位置を決めていきます。

 

まず、見本のイラストの

ポーズや特徴が分かるように

図形を描きます。

 

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その図形から基準となる位置を

確認してから描いていきます。

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図形の形や配置は

自分が分かりやすいもの

いいですよ!

このやり方だと全体のバランス

取りやすいです!

 

紙に丸とか四角を描いて

イラストを描いてみよう!

 

 

平面に描き変える

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※[緋弾のアリア] [いちばんうしろの大魔王] [とある魔術の禁書目録]

 

イラストだけじゃなく

絵にはデッサン力が大事だとか

形がとれていないといけないって

聞きますよね?

でも、上手くなれって言われたって

どうやったら正しく形がとれるか

分からないってことありませんか?

 

しかし、分からないからって

そのままにしていると

大人になっても下手なままです!

「ヘタウマなら出来そうなのに」

なんて虚しいこと

言いたくないですよね?

 

実は簡単!

それでは、これから私なりの

形のとり方の基本

応用編のやり方と種類

書いていきます!

 

-基本編-

はじめに、認識として

目の前の物は立体ですが

それを見て描くのは

平面の紙なので、

立体を平面に変換する

必要があります。

 

言葉にすると難しそうですが、

やることは単純ですよ!

 

まず、見ているものに

脳内でマスをイメージします。

写真に撮ってからすると

やり易いですね!

(実際に写真や紙に書き込んでも

いいですよ!)

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それから描き始めの地点から

次の地点が縦と横で

どれくらい離れているか

確かめてから線を引いてください。

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これを繰り返していれば

形がとれますよ!

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漫画やアニメは元から平面

線がはっきりしているので

分かりやすいですね!

 

上手く出来ないなと思ったら

これを思い出してみましょう!

 

紙があったら

マスを引いてみよう!